スーパークレイジーK(RIOT GYM)と対戦する森井洋介のインタビューが届いた。

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「KICKBOXING ZONE 3 沖縄大会」(9月13日、カデナアリーナ)で地元沖縄から出場するスーパークレイジーK(RIOT GYM)の挑戦を受けて立つ森井洋介(格闘技道場ゴールデングローブ)。初めて試合を行う沖縄で「“これぞキックボクシング”という試合を見せたい」と意気込むが、ヒジ・首相撲ありの戦い=キックボクシングにこだわる思いを語った。

――試合へ向けての仕上がり具合、そして沖縄の印象を教えてください。
森井 いつも通りで順調に仕上がってます。沖縄で試合をするのは初めてですけど、旅行では行ったことがあって、海も綺麗で過ごしやすいし、いいところだなと思いました。でも、今回は“試合をしに行く”感じなので、試合が終わってから少し楽しめたらいいなって思ってます。
――今回は森井選手のキックボクシングへのこだわりをお聞きしたいのですが、まずは始めたきっかけから教えてください。
森井 最初はテレビでK-1を見て、それでキックボクシングをやろうと思って、そこからGAORAとかも見出して全日本キックのことを知って、自分の中ではかなり全日本キックがデカかったです。見始めた頃はK-1もスゴいなと思っていたんですけど、見ていくうちにタイ人の強さを知って、やっぱりヒジありのキックの方が面白いなっていうのが自分の中ではありました。
――実際に自身がキックボクサーとなり、K-1ルールとキックルールでの戦いの違いについてはどう思っていますか?
森井 やっぱりK-1だとパンチとキックだけで何て言うか手数が減ってしまうし、ヒジあり・首相撲ありの方がスリルがあっていろんな攻撃の展開もできるので、自分はやっていて楽しいなっていうのがあります。あとK-1ルールでやって「ヒジがあったら勝てる」とか「首相撲がないから強いんだ」とかも言われたくなので、それだったらヒジあり・首相撲ありでやっていた方が何も言われないのかなと思います。やっぱり強いのはムエタイで、立ち技で一番強いと思うし、それを全部ありの中で自分の得意なパンチなり何なりで倒した方が。
――制限のない立ち技ルールで最強の相手に挑む、というこだわりが森井選手の中にあるようですね。
森井 いくらチャンピオンベルトを巻いても、ヒジあり・首相撲ありで戦って倒さないと胸を張って言えない、っていうのが自分の中であるんです。それにそっちの方が面白いので。
――そういった中で今回は地元のスーパークレイジーKとの対戦となり、チャレンジマッチ的意味合いの一戦となります。
森井 戦績的には自分の方が多くやってるんですけど、相手も勢いのある選手で気は抜けないし、自分も今2連敗しちゃってるのでしっかりやります。落とせないし、初めて沖縄でやるので“これぞキックボクシング”っていう活気のある、面白い試合を見せたいです。そういうのを意識してやろうと思ってます。
――森井選手の試合を初めて見る方に、自分の持ち味・見てほしいところはどんな点になりますか。
森井 相手のリズムに合わせずフットワークを使って、自分のコンビネーションを打てるところはいいのかなって自分では思ってます。
――独自のリズムに乗ったフットワークから攻撃を仕掛ける、これはやはり藤原ジム時代から藤原(敏男)先生に教わり受け継いだものなのでしょうか。
森井 実際に自分もやって、やっぱりタイ人相手に同じことをやったりタイ人のリズムでやったら勝てないなっていうのが分かったので、そういう中で藤原先生や小林さん、ジムの先輩たちの動きを見て、いいところを盗んで今の感じになってきました。タイ人のリズムを崩すにはフットワークで、あとは自分の特徴をどう活かすか。
――“教わる”より“盗んで”身に着けた感じなのでしょうか。
森井 そうですね、一から教えてくれるジムではないので、何を取り入れるのか、何を強化するのかを自分で考えて。藤原先生も教えてくれるんですけど、そのレベルが高いというか、ちょっとしたヒントだと思います。今思うと自分たちがそこまで行ってなかったというか、やっと今ぐらいになって、“こういうことか”と分かってきました。
――では、そのヒントを読み解き、反復して身に着けていくのが日々の練習というか。
森井 そうですね。人それぞれ特徴が違うし、自分のスタイルにどうプラスできるかっていうことだと思います。
――それでは改めてZONE沖縄大会、スーパークレイジーK戦への意気込みをお願いします。
森井 僕の方が戦績が上なので、たぶん勢いよく来ると思うんですけど、その勢いに負けないよう押し潰すような試合をしたいと思います。盛り上がる試合になると思うし、あとはZONEというキックボクシングを見せたいです!